村越農産の米、蕎麦、大豆(千葉県印旛郡本埜村)
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村越さんはかつて千葉県一の耕作面積をこなしていた大規模生産農家です。でも20年前から有機農法に向け、現実に可能な規模と方法を作り上げて来た「プロの百姓」です。

当然全面的に無農薬で有機栽培にしたいところなのですが、地域全体で行なわれるヘリコプターによる農薬散布があるため、主力産物のお米で無農薬宣言が出来ないのが残念だとこと。
それ以外はお金も無駄だとばかりに農薬や除草剤は使わず、手のかかる深水栽培で安全でおいしいお米をつくっています。

一方蕎麦や大豆等の畑の作物は、無農薬でやれるとのこと。無論遺伝子操作等は無縁です。
周囲では村越流には賛否両論があります。なぜなら除草剤も農薬も使わない村越さんの畑には、雑草がいっぱい生えてくるし、バッタも飛び回っているからです。
でも良くしたもので、蕎麦や大豆が雑草に勝って生き残るように仕向けて行くように上手く誘導するノウハウをプロは持っているのです。

この2年位、近くの千葉ニュータウンの住人と農業体験のクラブ(RAC=ラーバン・アクリカルチャークラブ)を運営していますが、収穫した蕎麦を皆で手打ちにすると、どこの蕎麦屋さんも霞んでしまう程のおいしさなのです。
よく蕎麦は「挽き立て、打ち立て、茹で立て」の3立てが重要だといいますが、正しくそのとおりで、他に混ぜものがなければ、小麦粉を3〜4割いれても蕎麦の素晴らしい香りは十分楽しめます。
また蕎麦打ちは奥がとても深いようですが、この村越さんの蕎麦粉で打てば、全くの素人技術でも十分楽しめます。

現在RACは北総地域のNPOであるRCN(ラーバン千葉ネットワーク)に合流して、活動がさらに大きく活発になっています。
なお村越さんはこの大豆で味噌をつくっていますが、昨年は塩がちょっと多かったようですが、とても良い味でした。ちなみにこの大豆は上記のカネモリ醤油にも一部使われています。


連絡先:有限会社村越農産
千葉県印旛郡本埜村笠神399
Tel/Fax.0476-97-0447

RCNのHP: http://rcn-forum.org/

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